みなさんこんにちは。
ウェウマーケティング部の安田です。

GA4を活用しており、同じような名前のディメンションが多くて悩んでいませんか?
今回はその中で「ページ/スクリーン」で使うディメンションについて解説します。


ページロケーション

ページロケーションは、ユーザーが訪れたウェブページの完全なURLを示すディメンションです。これには、プロトコル(httpやhttps)、ドメイン名、パス、クエリパラメータが含まれます。たとえば、https://example.com/about?utm_source=newsletter というURL全体が「ページロケーション」となります。このディメンションは、特定のページやキャンペーンのパフォーマンスを分析する際に役立ちます。

ページパス+クエリ文字列

ページパス+クエリ文字列は、ページのURLのうち、ドメイン名を除いた部分を指します。ページパスは、URLの中でドメイン名以降の部分で、サイトの構造を示します。クエリ文字列は、?の後に続く部分で、特定のページ上で行われた検索やフィルタリングに関する情報を含むことがあります。たとえば、/about?utm_source=newsletter がこのディメンションに該当します。

ページパスとスクリーンクラス

ページパスとスクリーンクラスは、ウェブページのパスとアプリ画面のクラスを組み合わせたディメンションです。ウェブサイトのURLのパス部分と、アプリ内で表示される画面のクラス名が含まれます。たとえば、ウェブサイトの/productsページと、アプリの「ProductListActivity」というスクリーンクラスが一緒に記録されます。

ページタイトル

ページタイトルは、ウェブページのHTMLドキュメントの<title>タグに記載されているテキストです。このディメンションは、ユーザーがどのページを見ていたかを知るために使います。たとえば、<title>About Us | Example Company</title> の場合、「About Us | Example Company」がページタイトルとなります。これは、ユーザーがどのページで何を見ているのかを分析する際に便利です。

ページタイトルとスクリーンクラス

ページタイトルとスクリーンクラスは、ウェブページのタイトルとアプリのスクリーンクラスを組み合わせたディメンションです。これにより、特定のページや画面でユーザーがどのように行動しているかを理解できます。たとえば、ウェブサイトの「About Us | Example Company」というページタイトルと、アプリの「AboutActivity」というスクリーンクラスが一緒に記録される場合があります。

まとめ

まとめると以下になります。
ページロケーション・・・ページのプロトコルからパラメータまで全ての情報を出す
→https://example.com/about?utm_source=newsletter

ページパス+クエリ文字列・・・ページのドメインは無く、URL上のパラメータも付いている情報を出す
→/about?utm_source=newsletter

ページパスとスクリーンクラス・・・ページのドメインは無く、URL上のパラメータは付けない情報を出す
→/about

ページタイトル、ページタイトルとスクリーンクラス(アプリの場合)・・・ページのタイトルの情報を出す
→About Us | Example Company

特にパラメータが付いている場合と付かない場合では意味合いが大きく変わります。
解析したい情報に合わせて適切なディメンションを選択しましょう。


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