なぜ「USP」が重要なのか?

早速ですが、皆さんに質問です。
あなたは、AとB どちらのお店に入ってみたいと思いますか?

A:おいしい料理と、ゆったりした時間を提供するお店

B:全国から厳選した食材をワンコインから味わえる大人の隠れ家ダイニング

おそらくBの方だと答えた方が多いのではないでしょうか?
まさにこれが「USP」の重要性なのです。

多くの競合やライバル会社の中から、選んでもらうためにはどうすればよいか…
それは、あなたのビジネスの強みである「USP」をお客さんに一目で伝えることで解決に近づきます。
お客さんはあなたのビジネスが、どういうもので、何が特徴で、他社より何が優れているのか…などが分かり
来店や購入決定となる可能性が何十倍にも増加するのです。

「USP」とは独自の強み

・USP(Unique Selling Proposition) 読み:ユニーク セリング プロポジション

自社の商品やサービスの持つ、独自の強みのことです。

間違えやすい「USP」の大事なこと

  • 単なる強みではないことが大事。
  • ユニークな独自性であることが大事。

「自社の商品・サービスは他社を圧倒できる特徴がないのでUSPはない・・・」
そんなことはありません!!

「USP」は考え方次第で作ることが可能です!
どうゆう風にUSPを作っていくのかポイントを紹介し ます。

「USP」を決める時のポイント

POINT1.分かりやすい言葉に分解して考えてみる。

ユニーク → 自社の特徴は?
セリング → 自社の強みは?
プロポジション → お客さまにどんなメリットを提供できるか?

POINT2.訴求軸別に考える。

品質・効果・価格・スピード・ラインナップ・保証・権威・利便性・限定などの訴求軸別に
自社の特徴、強み、提供できるメリットを考えてみる。

PONIT3.複数の項目をかけ合わせる。

上記で考えた訴求軸別の考えをかけ合せる視点を持ち続けましょう。
掛け合わせることで他社と差別化でき、独自の「USP」になるのです。

POINT4.ユーザー・ターゲットのニーズを把握する。

自社の「USP」を考える際に、お客さまの声(レビュー)や、問い合わせ内容がヒントになります。
顧客は何を求め、どんなことに興味を持ったのか、お客様の声を分析することで検討していきましょう。
またHPがある場合はHPのアクセス解析を行えば、どういったキーワードで自社のHPに辿り着いたかなどで
自社に対する顧客のニーズがより明確に分かるでしょう。

POINT5.競合や他業種の「USP」も参考にしてみる。

自社だけでなく、競合や他業種の「USP」も確認しましょう。
自社の「USP」と思っているものは、本当に自社独自なのか、競合を見て確認しましょう。
また他業種の「USP」も検討することで、まだどこも手を出していない強みの発見や
成功事例と失敗事例も見えてきます。

「USP」の成功事例

「ホットでフレッシュなピザを30分以内にお届けします。もし、30分以上かかったら
 ピザの料金はいただきません」

これは、ピザ業界大手のドミノピザの「USP」です。食品は一般的に味で勝負するところが多いですが、
ドミノピザは…
「ホットでフレッシュなピザを提供する」×「30分で以内にお届けする」×「返金保証する」
この3つを掛け合わせたのです。

味はもちろんのこと、時間を守る点に強みを見出し、それを力強く打ち出したことで顧客の心を掴んでいます。


ここで大事なポイントなのですが
30分以内に届けることが、競合他社に出来なかったかと言えば、決してそうではありません。
宅配ピザであれば「すぐにお届けします!」と他社でも宣言できたでしょう。
ただ30分という時間で具体性を出し、無料という決意表明をしたことで、独自の強みにしているのです。

他社が物理的に出来ることでも、強い約束をすることで、競合より優位となる!
ここに、「USP」の本質があるわけです!

まとめ

「USP」のマーケティングにおける重要性や、「USP」を整理するポイントなどを詳しくご紹介しました。
皆さまも「USP」を今一度考え直してみてください!
ご自身でやってみて難しいと感じられた場合は、HP解析や様々なマーケティング施策を使って
当社でお手伝いすることも可能です!ぜひ、お気軽にご相談ください!


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ぜひ体験してみてください。

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