年々ニーズが高まるWebアクセシビリティ対応

2020年、全年齢での個人のインターネット使用率は約8割、スマートフォンでの利用は60%超えとなりました。
( 出典:総務省「通信利用動向調査」より令和3年版インターネットの利用状況 )
健常者や高齢者、障害者など、その属性を問わず、Webサイトは重要な情報源となっています。

インターネットの全年代的普及やバリアフリーに関する法律の改正、高齢者の増加によって年々その重要度が増しているのがWebアクセシビリティへの対応です。

WebアクセシビリティとはWebサイトの使いやすさ

Access(アクセス)+Ability(能力)=Accessibility

そもそもアクセシビリティとは近づきやすさ、便利さを意味します。それを踏まえると単純にWebアクセシビリティとはWebサイトの使いやすさと言えますね。
では、どんな状況で、誰に対しての使いやすさなのかも含め、もう少し詳しく見ていきましょう。

W3Cの定義するWebアクセシビリティ

W3Cとは「World Wide Web Consortium」の略称で、Web利用の標準化を行っている非営利の国際団体です。
このW3CがWebアクセシビリティについて世界的な共通認識として記した定義が下記となります。

Web accessibility means that websites, tools, and technologies are designed and developed so that people with disabilities can use them.

(出典:W3C "Introduction to Web Accessibility" )

「Webアクセシビリティとは、Webサイト、ツール、およびテクノロジーが、障がいを持つ人々が使用できるよう設計および開発されていることを意味します。」とあります。
また、それに続いて、障害のない方にもメリットがあることと、そのシチュエーション例についても記載されています。

Web accessibility also benefits people without disabilities, for example:
・people using mobile phones, smart watches, smart TVs, and other devices with small screens, different input modes, etc.
・older people with changing abilities due to ageing
・people with “temporary disabilities” such as a broken arm or lost glasses
・people with “situational limitations” such as in bright sunlight or in an environment where they cannot listen to audio
・people using a slow Internet connection, or who have limited or expensive bandwidth

(出典:W3C "Introduction to Web Accessibility" )

Webアクセシビリティへの配慮は、障がいがある方にとってのみ役立つものでは有りません。
例えば下記のような人々・状況においてもメリットがあります。

  • 携帯電話、スマートウォッチ、スマートテレビなど、画面が小さく、入力モードが異なる機器を使用している方。
  • 加齢により能力が変化する高齢者
  • 腕の骨折や眼鏡の紛失など「一時的な障害」のある方
  • 明るい日差しや音声が聞こえない環境など、「状況に限りがある」方
  • 低速のインターネット接続を使用している人、または帯域幅が限られているか高価な人

出先でコンタクトレンズをなくしてしまったりメガネを故障してしまったり、寒い冬に手袋をつけていてうまくスマートフォンの操作ができなかったり…、他にも、外国の方へ緊急なお知らせや手続きを求められる際なども例に挙げられるでしょう。

全ての人へのWebの使いやすさ、それがWebアクセシビリティ

つまりWebアクセシビリティとは、使用端末や言語、年齢的・心身体的条件に関わらず、すべての人が支障なくWebサイトを利用できるようにすることを指します。いわばWebサイトのユニバーサルデザイン、バリアフリー化とも言えるでしょう。

使いやすいウェブとSDGsの関係性


Webサイトのアクセシビリティを高めることは、SDGsが目指す“誰一人取り残さない”社会への一歩です。
今後より多くのユーザーに多くの場面や状況でWebサイトやWebコンテンツを使えるようにすることはSDGs施策においても重要であり、現に、民間企業のWebアクセシビリティ対策の法整備による義務化が進んでいます。
つまり、数年後には”アクセシビリティに準拠したWebサイト”が当たり前になっていくのです。

次回、Webアクセシビリティを向上させる施策や対策基準について深堀りしていきましょう!


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